2016年06月25日 Category:スタッフブログ , 工場長ブログ
食品製造は、機械洗浄が重要ポイント
幸家のごまどうふは、オリジナルの機械で効率よく高品質の商品を作っております。
作り方、作る機械は、企業秘密になるわけですが作り手のノウハウを
機械メーカーの技術を使って高品質の商品を効率よく作っていきます。
ごまどうふを作る機械は、多々あるようですがやはり食品ですので
食感、風味、素材を活かした美味しい物を妥協せず作るのが
メーカーの使命と思っております。
幸家のごまどうふの秘密は、多々あるのですが
今回は、機械のメンテナンスについて少々書いてみます。
調理をした後は、鍋 フライパン 皿 お箸など洗い物があるように
機械を使ってたくさんの商品を作るのも同じように
毎日生産後は、機械の洗浄が必ず必要になってきます。
この洗浄は、食品を作るためにはもっとも重要なポイントで
しっかりと洗浄して機械そのものが殺菌してなければ
美味しい以前に安全な食品作りはできません。
大手の食品会社では、大型の機械で一気に大量の食品を作るシステムを
持っていると同時に機械の洗浄も自動で洗浄する(CPI)システムを持っております。
しかし 弊社では、そのような大がかりな機械システムは 費用の面、工場の大きさ
排水処理など持ち合わせておりません。
そこで私たちは、生産後は、毎回作業員の手で毎回手洗いを行っております。
生産後は、機械のパーツをバラせるところまでバラバラにしていきます。
この洗浄作業は、絶対に妥協できません。
もう一つ大事な事があり機械をバラしていく際、洗浄の際、組み立てる際に
機械部品のメンテナンスも兼ねております。
時々新聞とかで食品の異物混入で回収という記事を目にすることがあります。
この異物が機械が破損した物とか粉々になって混入してしまうというのが多いようです。
事実 弊社でも過去に洗浄中に部品が破損していることに気づき、その日の生産した
商品すべて廃棄したことも苦ーい経験をしていおります。
ですのでこの洗浄は、きれいに洗う事と、部品のメンテナンスを兼ねておりますので
妥協ができないのです。
日によって生産数、生産時間は、異なりますがこの洗浄時間は、
必ず決まった時間が必要になります。
時には、生産時間より洗浄時間が長いなんてこともあります。
作業員には、とても大変な作業になりますがこの洗浄を通して
商品作りの大変さ、高品質を維持する重要性、
製造システム、機械の仕組みなどを勉強していきます。
社内でも数年この仕事に携わっていきますと機械メーカーの人より
仕組みが詳しくなったりすることもあり
また、新しいシステム作りのノウハウになっていきます。
なんといっても食品作りは、お客様に安心・安全な商品を届けるのが
第一の使命です。
今後ともお客様には、幸家のごまどうふを食していただいて
幸せな気持ちになっていただければと思います。
弊社の社名も 幸伸食品 屋号「幸家」と 幸 を大事に
今後とも日本一のごま豆腐をお届けしてまいりたいと思います。
(有)幸伸食品
工場長 児泉敏文