2016年06月30日 Category:みんなのレシピ , 工場長ブログ , 1.ごまどうふで作るレシピ
ごま豆腐の作り方をプロが教えます。
ごま豆腐の作り方・レシピを、老舗ごま豆腐メーカーである幸家がご紹介します。
市販の練りごまと葛粉(くず粉)で作れる、簡単な調理方法なので、
ぜひ皆さん実践してくださいね。
必要な材料
調理方法
調理ポイント
必要な材料(4人分)
本葛 20g
練りごま 30g
水 200cc
葛粉の選ぶポイントは、本葛のものを購入するということです。
葛には大きく2種類あり、本葛と葛があります。簡単に説明させて頂くと、本葛は純度100%、葛は本葛を主原材料としているものの、他の材料と混合して作られている、というような違いがあります。本葛の方が葛と比べて値が張る傾向にありますが、本葛で作る方がやさしい舌触りに仕上がりますので、値が張る価値はありますよ。
吉野本葛の購入はコチラ
葛について詳しく説明した記事がありますので、併せてお読みください。
幸家のごま豆腐に使用している 葛は、優れもの
練りごまの選ぶポイントは、特にありませんが、胡麻の種類は白でも黒でもどちらでも構いません。胡麻の風味を楽しみたい方は、ご自身で胡麻からすって使っても良いです。(すって使用する場合は、フライパンで炒らなくても電子レンジで加熱すると時短になりますよ)
水に関しては、口当たりをよくするために軟水をお勧めしてますが、ご自宅で飲まれているお水で構いません。
調理方法
1.水に葛粉をとく(以下、A)
2.Aを茶こしで裏ごしし、ボウルに移します(以下、B)
3.Bに練りごまを加え、混ぜます(以下、C)
4.Cを鍋に移し、弱火で熱します。※Cを入れてから弱火で点火してください。
なお、熱している間は、しゃもじで絶えずかき混ぜてください。底のほうからしっかり混ぜるのがポイントですよ。
5.全体に温まってくると、どんどん粘り気が出て、しゃもじが重くなってきます。さらに煮詰めると、しゃもじですくったとき、少ししてからボテッと落ちるくらいの硬さになるので、そうなったらOKです。
6.火を止め、型に流し込みます。型は何でも良いのですが、型に流し込んだ後バンバンと、空気を抜く作業が必要なのでガラス類ではなくステンレスのトレイなどが良いでしょう。
7.冷蔵庫で2時間冷やして完成。
調理ポイント
胡麻豆腐作りは、火にかける部分で皆さんつまづいているのでポイントです。今回は、本葛と練りごまをボウルで混ぜてから鍋に移動する方法をご紹介しましたが、最初から鍋で混ぜて頂いても構いません。こうすることで、材料が入った後 熱をかけることになるので、失敗を防げるかもしれません。
ぜひ挑戦してみてくださいね!